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明来5

 私と和哉は兄妹役であった。優等生の和哉には不似合いな乱暴者のお兄さん役。
 そのお兄さんは塗り絵が大好きで、いつも妹の色鉛筆を黙って持ち出しては塗り絵をしていた。でも、あまりに乱暴な使い方をするし黙って使われるので、怒った妹は色鉛筆を隠してしまう。 そんなとき、兄は一人の不思議な老人に出会う。そして、老人から『魔法のことば』を教わるのだ。
 兄は『魔法のことば』を使ってみる。すると妹は素直に色鉛筆を貸してくれる。

 その劇は、私の心に強く残っていて、それからも時々『魔法のことば』について考えることがあった。お兄さんは、たったひと言、「色鉛筆を貸してくれないか?」と言うだけなのに、その言葉にはもう魔法がかかっていて、妹はしばらく兄の目を見つめる。そして色鉛筆を差し出す。

「また、昔のように過ごせないかしら?」
私は、魔法のことばを使ってみた。

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コメント

プレッシャーをあたえる為に書き込みました(笑い)
魔法の言葉~~いい響きですね。
魔法のコトバ 二人だけにはわかる 夢見るとか そんな暇もないこの頃 思い出して おかしくて~
こんな歌詞を思い出していました。
早く続きを書いてくださいね

投稿: もんぺ~ | 2008年2月20日 (水) 12時27分

もんぺ~さん、
記念すべき、初コメントをありがとうございますsign01
ご無沙汰してしまって、申し訳ありません。
これからも、どんどんプレッシャーコメントを、
宜しくお願いいたします。

以前のラピスラズリのページが無くなってしまいますので、
もう、生配信をすることも無いと思います。
お会いしたいですね~。
機会がありましたら、ライブ演奏に伺いたいですkaraoke
今後とも、宜しくお願いいたしますshine

投稿: Akemi | 2008年2月21日 (木) 06時11分

akemiさん
おはようございます♪

プレッシャー・・・笑

ふむふむ・・・いい意味でのプレッシャーは 私も好きですよ。
自分に 与えてます。
やはり それがないと なかなか 頑張れません。

でもでも 小説とは・・・驚きです!!
akemiさんの もうひとつの才能 見せてもらった気分です。

読ませていただき・・・
言葉が 柔らかくて とても好感持てました。
今後も 楽しみです♪

投稿: プチポワ | 2008年2月21日 (木) 10時32分

プチポワさん、
書き込みありがとうございます!
嬉しいです!!

才能なんて、全くありません。
稚拙な文章でお恥ずかしいです。
でも、読んでいただけて感想などお聞かせ願えたら
とっても勉強になります。

今後とも、宜しくお願いいたします。

投稿: Akemi | 2008年2月22日 (金) 01時44分

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