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ルリ14

 頬をなでる温かい感触に目を覚ました。見るとマロンが私の枕元で小さく丸くなっていた。仁さんは夜中までパソコンの前にいて、何やら熱心に検索していた。いったい何時に寝るのかしらと思いながら、いつの間にか私は眠ってしまったようだ。
 まだ空が明るくなる前に、仁さんの携帯電話が鳴っていたような気がする。話し声は聞こえなかったので、部屋の外で話していたのかも知れない。

 もう、土日の仕事に出かけたのかしら。寝室に置かれたテレビのスイッチを入れ、私はいつまでもベッドから出られずにいた。
「今度はジューサーを持ってくるね。」
と言った、夕べの彼の言葉を思い出しながら、飲みやすくて栄養満点の野菜ジュースを作ろうと、ぼんやり考えていた。

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